国内ニュース


 青森銀行、地域のバイオガス発電事業に対する支援内容を紹介

発表日:2020.04.30


  青森銀行は、地元企業が実施するバイオガス発電事業への融資を実行した。融資先は青森県十和田市で一般廃棄物処理事業を営む県南環境保全センター(株)で、同行は日本政策金融公庫、あおぎんリース(株)と22億円の協調融資を行う。融資先は、水産加工や食品加工の工場から排出された有機汚泥を受け入れ、堆肥化施設における発酵処理に取組んでいるが、有機汚泥の受入量が処理限界容量に近づいており、新規の処理依頼に対応できる体制の構築に向けて施設の拡充を計画していた。今回、有機汚泥や生ごみの処理能力を従来の4倍程度(最大120 t/日)に拡大するとともに、有機汚泥(80 t/日)に由来するメタンガスによる発電が可能な設備を建設し、固定価格買取制度(FIT)を活用して年間約525万 kWh(一般家庭1,100世帯相当)の電力を供給する(設備稼働時期:2020年6月予定)。今後も地産地消エネルギーシステムなどをはじめとする先駆的事業への資金供給を通じ、地域企業の支援と産業活性化に貢献していくという。

情報源 青森銀行 ニュースリリース
機関 青森銀行
分野 環境総合
キーワード 融資 | メタンガス | 堆肥 | FIT | 固定価格買取制度 | バイオガス発電 | 一般廃棄物処理事業 | 水産加工 | 食品加工 | 有機汚泥
関連ニュース

関連する環境技術