和歌山県は、令和元年度の特定施設設置者によるダイオキシン類の測定結果を公表した。ダイオキシン類対策特別措置法には、特定施設設置者は毎年1回以上ダイオキシン類の測定を行い、その結果を和歌山県に報告することとされている。今回、令和2年3月31日現在の大気基準適用施設の報告対象施設数は75施設で、そのうち休止中等で報告が不要である施設数は14施設でした。休止中等の施設数を除いた報告対象施設61施設から測定結果の報告を取りまとめた結果、全ての施設について、排出基準を満足していた。また、水質基準対象施設の報告対象施設数は2事業場で、全ての事業場から測定結果の報告を取りまとめた結果、いずれも排出基準を満足していた。同県では、工場・事業場に対し施設確認調査等を行うなど、引き続き排出源監視を実施していくという。