農林水産省と環境省は、宮崎県の家きんから、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した(国内18例目)。令和2年12月7日に宮崎県都城市の養鶏場において、移動制限の対象外協議に関する遺伝子検査を実施した結果、陽性と確認された。一方、環境省では、発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、引き続き、全国での野鳥の監視を強化した。宮崎県では、同日、家畜保健衛生所による立入検査の結果、臨床症状が確認されたため、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確定した。農林水産省は、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫措置について速やかに確認するという。12月9日、検査の結果、NA亜型が判明し、H5N8亜型であることが確認された。