環境省は、2009年12月のCOP15(デンマーク・コペンハーゲン)でまとめられた「コペンハーゲン合意」に関して、同合意への賛同表明と排出削減目標の提出を行ったと発表した。コペンハーゲン合意では、わが国を含む気候変動枠組条約附属書I国は、2020年までの排出削減目標、非附属書I国については削減行動を、2010年1月31日までに、同合意の付表に定める様式により気候変動枠組条約事務局に提出することが求められている。そこで同省は、「コペンハーゲン合意」に賛同する意思を表明するとともに、2020年の排出削減目標として、「90年比で言えば25%削減、ただし、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築及び意欲的な目標の合意を前提とする」との内容を提出した。