環境省と農林水産省は、平成21年12月7日から19日までデンマークのコペンハーゲンで開催された「気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)」及び「京都議定書第5回締約国会合(COP/MOP5)」の結果を公表した。同会合では、前半の事務レベルの特別作業部会での議論や、閣僚レベルでの協議等を経て、17日夜から18 日深夜にかけて首脳による協議・交渉が行われた。26か国・機関の首脳レベルの協議・交渉の結果、世界全体としての長期目標として産業化以前からの気温上昇を2度以内に抑えることなどを目指す「コペンハーゲン合意」が作成された。その後19 日未明にかけて、「コペンハーゲン合意」をCOP全体会合にかけたところ、先進国、島嶼国、LDCを含めほぼ全ての国が賛同し、その採択を求めたが、数ヶ国(ベネズエラ、キューバ、ボリビア、スーダンほか)が、作成過程が不透明であったことを理由に採択に反対したため、「条約締約国会議として同合意に留意する」ことが決定された。
情報源 |
環境省 報道発表資料
農林水産省 プレスリリース |
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機関 | 環境省 農林水産省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 環境省 | 温室効果ガス | 農林水産省 | 気候変動枠組条約 | 京都議定書 | COP15 | デンマーク | コペンハーゲン合意 | COP/MOP5 |
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