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 気象庁、きめ細かな海氷情報の提供を開始

発表日:2021.11.30


  気象庁は、従来よりもきめ細かな海氷の情報提供を令和3年12月1日から開始する。これにより、オホーツク海南部及び北海道周辺海域の10日先までの6時間毎の海氷の密接度や分布を詳細に把握することができる。同庁では地域の船舶の安全な航行等に資するため、海氷の情報を提供している。従来は、海氷の密接度や分布について、12.5kmの格子で7日先までの1日毎の予測を発表していたが、日本沿岸域における海流や海水温、潮位等をきめ細かに予測することのできる「日本沿岸海況監視予測システム(JPNシステム)の導入により、2kmの高解像度で10日先までの6時間毎の予測が可能となった。また、海氷の分布図をより大きく拡大できるように変更する。これにより、知りたい領域の海氷分布を、より高解像度で、より実際に近い状況を、より詳細に把握することができるようになる。同庁では、オホーツク海南部や北海道周辺海域の水産業や海運業等に活用してほしいという。

情報源 気象庁 報道発表資料
海氷予想図
北海道沿岸域の海氷情報
機関 気象庁
分野 地球環境
キーワード 気象庁 | 海氷 | 水産業 | オホーツク海 | 北海道周辺海域 | 日本沿岸海況監視予測システム | 海運業 | 密接度 | 海氷分布
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