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気象庁、2015年2月のオホーツク海の海氷域面積が過去最小と発表
発表日：2015.02.19
気象庁は、2015年2月のオホーツク海の海氷域面積が、過去最小になったと発表した。オホーツク海では、2014年11月以降、北部を中心に気温が平年より高く経過したため、海氷域面積はおおむね平年より小さく経過していた。1月から2月にかけては、平年では海氷域が拡大する時期であるが、今季は海氷域の拡大ペースが遅く、更に2月に入り海氷域面積が減少した。そのため、2015年2月10日以降の海氷域面積は、この時期としては1971年の統計開始以来最小で推移している。2月15日の海氷域面積は、50.19万平方kmで、平年（101.61万平方km）の半分以下となっている。海氷域面積が減少した要因として、2月10日から15日頃にかけ、千島近海に低気圧が停滞し、オホーツク海に暖かい東よりの風が入りやすく、海氷が西側に吹き寄せられたこと、海氷が融解したことが挙げられるという。なお、同庁ホームページの「海洋の健康診断表」では、オホーツク海の海氷に関する最新の状況と予想を発表している。
