環境省は、「(仮称)西中国ウインドファーム事業計画段階環境配慮書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。同事業は、電源開発(株)(Jパワー)が、島根県鹿足郡吉賀町、山口県岩国市、周南市に、最大4300kWの風力発電を最大33基設置するもの(事業実施想定区域面積:約1万ヘクタール、最大出力:約14万kW)。想定区域及びその周辺は、サシバ、ハチクマ等の猛禽類の主要な渡り経路となっている可能性がある。環境影響評価法と電気事業法では、出力5万kW以上の風力発電所の設置工事等に対し、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができることとなっている。今回、環境大臣意見では、1)騒音及び風車の影による生活環境への影響、2)風力発電設備への衝突事故や移動の阻害等による鳥類への影響、3)自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 電源開発 | 騒音 | 鳥類 | 周南市 | サシバ | 岩国市 | 計画段階環境配慮書 | 吉賀町 | 西中国ウインドファーム事業 | Jパワー |
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