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 新たな「バイオマス活用推進基本計画」を閣議決定 日本政府

発表日:2022.09.06


  農林水産省は、新たな「バイオマス活用推進基本計画(以下「基本計画」)」が閣議決定された発表した。基本計画は、バイオマス活用推進基本法第20条の規定に基づき、バイオマスの活用の推進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために策定するもので、少なくとも5年ごとに検討を加え、必要に応じこれを変更するとされており、令和3年12月より見直しを進め、令和4年9月6日に閣議決定された。新たな基本計画では、下水汚泥などを含めた総合的なバイオマスの利用の推進や、バイオプラスチックなどの新たな技術開発によるバイオマス産業の創出などにより、農山漁村の活性化や地球温暖化の防止などに貢献していくことに重点を置いている。同計画の基本方針は、バイオマス供給者、製造事業者、金融機関、学識経験者、行政機関等が連携し、適切な規模のバイオマス活用システムを構築、地域課題への対応に向け、地域が主体となったバイオマスの総合的な利用による、バイオマスの活用が脱炭素社会の形成に貢献することで、消費者の理解を醸成し、需要構造の変化を促進する。また、生物多様性の確保等、環境保全に配慮し、バイオマスの生産と利用の速度のバランスを維持し、持続可能な活用を推進するという。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 ごみ・リサイクル
環境総合
キーワード 農林水産省 | 下水汚泥 | 環境保全 | 農山漁村 | バイオプラスチック | 閣議決定 | バイオマス活用推進基本法 | 脱炭素社会 | バイオマス活用推進基本計画 | バイオマス産業
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