科学技術振興機構(JST)は、戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next「未来本格型」領域における2026年度の新規研究開発課題を決定した。本領域は、未来社会創造事業「低炭素社会の実現」領域で実施された研究課題のうち、ステージゲート評価を通過した案件を対象とし、概念実証(POC)段階に進む研究を支援する枠組みである。今回の公表は、研究成果ではなく、事業運営における採択結果の報告として位置づけられている。
採択にあたっては、未来社会創造事業における予備評価を踏まえ、ALCA-Next のプログラムオフィサー(PO)と領域アドバイザーが書類審査および面接審査を実施し、その結果を革新的 GX 技術推進委員会で審議した。審議は、研究計画の妥当性、低炭素社会の実現に向けた技術的可能性、研究体制などを中心に構成されている。
2026年度の新規研究開発課題としては、耐熱金属材料およびバイオマス利用に関する2件が選定された。具体的には、東京科学大学の小林覚准教授による「ゼロカーボン社会に向けた発電プラント用耐熱金属材料の要素技術開発」と、京都大学の西村裕志特定准教授による「グリーンプロセスが拓くマテリアル循環未来社会:植物バイオマス全成分の高度利用と新産業創出」の2課題である。いずれも未来社会創造事業「低炭素社会」領域における研究成果から継続して実施されるもので、POC段階の研究計画が新たに認定された。
JSTは本事業において、技術シーズの概念実証に至るまでのプロセスを体系化しており、今回の採択はその運用手順に基づいて行われている。採択された課題の概要は、JSTウェブサイト上で公開されており、研究体制や目標設定を含む情報が参照可能できる。
| 情報源 |
JST プレスリリース
|
|---|---|
| 機関 | 科学技術振興機構報(JST) |
| 分野 |
地球環境 |
| キーワード | ALCA-Next|未来本格型|低炭素社会|採択課題|耐熱金属材料|バイオマス利用|POC|JST|研究開発計画|ステージゲート評価 |
| 関連ニュース |
|
