環境省は、平成23年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証機関を「特定非営利活動法人地中熱利用促進協会」に選定するとともに、同実証機関において、実証対象技術の募集が開始されると発表した(募集期間:平成23年6月13日(月)~6月28日(火)必着)。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。今回対象とするヒートアイランド対策技術は、地中熱・下水・河川水等を熱源とし、ヒートポンプによって効率的に冷暖房を行うシステム全般であり、(A)システム全体、(B)地中熱・下水等専用ヒートポンプ、(C)地中熱交換部、という3つの技術のまとまり(単位)で実証試験が行われる。