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 環境省、名古屋議定書実施基金の第1号承認案件を公表

発表日:2012.01.13


  環境省は、平成23年12月13日、地球環境ファシリティ(GEF)事務局長が名古屋議定書実施基金の第1号案件を承認したと発表した。同基金は、GEFの運営の下、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)国内制度の構築、遺伝資源の保全及び持続可能な利用における民間セクターの参加を推進する国及び地域レベルのプロジェクトの実施等を支援するもの。同省では、名古屋議定書の早期発効及び効果的な実施のため、GEFが運営する名古屋議定書実施基金に拠出をしている。今回承認されたのは、パナマ環境庁(ANAM)、科学・先端技術サービス調査機関(INDICASAT)、パナマ大学、スミソニアン熱帯研究機関、国連開発計画(UNDP)、エーザイ・インク(エーザイ(株)の米国子会社)等が、パナマで実施するプロジェクト。ガン等に対して治療効果のある化合物の発見、有効な化合物の発見と生物多様性の持続可能な利用を推進する技術の移転、国立公園とパナマ国民との利益配分、ABS国内制度の構築、を行う。事業期間は3年間。

情報源 環境省 報道発表資料
地球環境ファシリティ(GEF) プレスリリース(英文)
機関 環境省 地球環境ファシリティ(GEF)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 地球環境ファシリティ | GEF | 遺伝資源 | ABS | 名古屋議定書 | 名古屋議定書実施基金 | パナマ
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