国内ニュース


 国土交通省、国際海事機関(IMO)第63回海洋環境保護委員会(MEPC63)の開催結果を公表

発表日:2012.03.05


  国土交通省は、平成24年2月27日から3月2日までロンドンのIMO本部で開催された、国際海事機関(IMO)第63回海洋環境保護委員会(MEPC63)の結果を公表した。今回の会合では、平成25年1月に発効予定の国際海運におけるCO2規制(燃費規制)の実施に必要な各種ガイドラインが採択され、これにより規制の枠組みが整った。また、船舶の省エネ対策にインセンティブを与える仕組みの導入(経済的手法)に関する議論も行われた。加えて、シップリサイクル条約(2009年5月採択)の実施に必要なガイドラインが採択され、これにより規制の枠組みがほぼ整うことになった。さらに、海洋環境に有害な貨物艙(そう)残渣の分類基準を定めるMARPOL条約附属書V関連ガイドラインの審議等も行われた。その他、バラスト水処理システムの承認、NOxテクニカルコード2008の改正案等が採択された。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード 省エネルギー | 燃費 | CO2 | バラスト水 | 国際海事機関 | 船舶 | リサイクル | 国土交通省 | IMO | 海洋環境保護委員会
関連ニュース

関連する環境技術