国土交通省は、平成22年9月27日~10月1日にロンドンのIMO本部で開催された、国際海事機関(IMO)第61回海洋環境保護委員会(MEPC61)の結果を公表した。今回の主な審議結果の概要は以下のとおり。1)船舶からの温室効果ガス(GHG)削減対策については、燃費性能の向上によるCO2排出量削減を目指すため、燃費指標(EEDI)削減率の段階的な強化案・適用時期等が合意され、EEDI規制パッケージや船舶エネルギー効率管理計画(SEEMP)の船舶への備え置き等を義務化するMARPOL条約附属書VI改正案が作成された。2)シップリサイクルに関するガイドラインの審議及び採択については、「船舶リサイクル計画」「船舶リサイクル施設」「船舶リサイクル施設の承認」の各ガイドラインを次回に一括して採択すべく、日本をコーディネーター(調整役)としたコレスポンデンス・グループ(CG)を継続することとなった。3)その他、MARPOL条約附属書V改正案の承認、バラスト水処理システムの承認、NOx テクニカルコード改正案の検討等が行われた。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 水・土壌環境 |
キーワード | 燃費 | バラスト水 | 国際海事機関 | 船舶 | リサイクル | 環境省 | 温室効果ガス | 国土交通省 | IMO | 海洋環境保護委員会 |
関連ニュース |
|