環境省は、平成22年度の地下水質測定結果を公表した。この調査は、水質汚濁防止法(水濁法)の第15条及び第16条に基づき、国、都道府県及び同法の事務を実施する市で毎年度実施しているもの。平成22年度の結果によると、全国的な地下水質の状況については、VOC(揮発性有機化合物)が過去5年間に環境基準を超過した井戸がある市町村は380で、全市町村の22%を占めた。同様に、環境基準を超過した井戸がある市町村の割合は、重金属では23%、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素では31%であった。また、地域の全体的な状況を把握するための調査である平成22年度の「概況調査」の結果をみると、全体の環境基準超過率(何らかの項目で環境基準を超過した井戸数/全調査井戸数)は6.9%であった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | VOC | 水質 | 地下水 | 重金属 | 揮発性有機化合物 | 有害物質 | 環境基準 | 窒素 | 水質汚濁防止法 |
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