環境省は、平成26年度の地下水質測定結果を公表した。この調査は、水質汚濁防止法(水濁法)の第15条及び第16条に基づき、国、都道府県及び同法の事務を実施する市で毎年度実施しているもの。過去5年間の調査結果でみると、全国的な地下水質の状況は、VOC(揮発性有機化合物)が環境基準を超過した井戸がある市区町村は355で、全市町村の20%を占めた。同様に、重金属では353で20%、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素では461で26%であった。また、平成26年度の概況調査の結果をみると、全体の環境基準超過率(何らかの項目で環境基準を超過した井戸数/全調査井戸数)は6.2%であった。継続監視調査の結果をみると、基準超過が最も多いのは、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素で、次いでテトラクロロエチレンとなった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 地下水質測定結果 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | VOC | 水質 | 地下水 | 重金属 | 揮発性有機化合物 | 有害物質 | 環境基準 | 窒素 | 水質汚濁防止法 |
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