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 環境省、平成28年度地下水質測定結果を公表

発表日:2017.12.26


  環境省は、平成28年度の地下水質測定結果を公表した。これは、水質汚濁防止法の第15条及び第16条に基づき、国及び地方公共団体で毎年度実施している地下水質測定調査の結果を取りまとめたもの。平成28年度の概況調査の結果をみると、全体の環境基準超過率(何らかの項目で環境基準を超過した井戸数/全調査井戸数)は6.1%(前年度5.8%)であった。継続監視調査の結果をみると、基準超過が最も多いのは、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素で、次いでテトラクロロエチレン、砒素となった。また、過去5年間の調査結果でみると、全国的な地下水質の状況は、VOC(揮発性有機化合物)が環境基準を超過した井戸がある市区町村は352で、全市区町村の20%(前年度21%)を占めた。同様に、重金属等では402で23%(前年度23%)、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素では491で28%(前年度28%)であった。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 地下水質測定結果
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 環境省 | VOC | 水質 | 地下水 | 重金属 | 揮発性有機化合物 | 有害物質 | 環境基準 | 窒素 | 水質汚濁防止法
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