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 環境省、平成25年度地下水質測定結果を公表

発表日:2015.02.27


  環境省は、平成25年度の地下水質測定結果を公表した。この調査は、水質汚濁防止法(水濁法)の第15条及び第16条に基づき、国、都道府県及び同法の事務を実施する市で毎年度実施しているもの。過去5年間の調査結果でみると、全国的な地下水質の状況は、VOC(揮発性有機化合物)が環境基準を超過した井戸がある市区町村は366で、全市町村の21%を占めた。同様に、重金属では408で23%、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素では513で29%であった。また、平成25年度の概況調査の結果をみると、全体の環境基準超過率(何らかの項目で環境基準を超過した井戸数/全調査井戸数)は5.8%であった。継続監視調査の結果をみると、基準超過が最も多いのは、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素で、次いでテトラクロロエチレンとなった。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 地下水質測定結果
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 環境省 | VOC | 水質 | 地下水 | 重金属 | 揮発性有機化合物 | 有害物質 | 環境基準 | 窒素 | 水質汚濁防止法
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