環境省と茨城県は、神栖市における地下水汚染モニタリングの調査結果等を公表した。神栖市では、冬季における地下水調査(採水日:平成24年1月31日)において、ABトラック外の南西地域に設置してあるモニタリング孔(M22)から、最大0.002mg/リットル(ヒ素換算値)のジフェニルアルシン酸(DPAA)が検出された。今回、この結果を受けて、2月23日に再度確認調査を実施したところ、同孔の深さ20m及び深さ30mからから0.001mg/リットル(ヒ素換算値)のDPAAが検出された。このことから、同省、同県は、当面の対応として、M22から南側に概ね200~600メートル圏内の全ての飲用井戸についての調査と所有者への自粛指導、及び仮設給水所の設置を行う。その後、調査結果と専門家の意見を基に、井戸水から汚染されている可能性のある範囲を決定するとともに、新たなモニタリング孔を設定し、継続的なモニタリングを実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
茨城県 プレスリリース |
---|---|
機関 | 環境省 茨城県 神栖市 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 地下水汚染 | 環境省 | 地下水 | 茨城県 | DPAA | 神栖市 | 井戸水 | ジフェニルアルシン酸 |
関連ニュース |
|