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（独）産業技術総合研究所、米国及びドイツの太陽エネルギー研究機関と研究協力覚書を締結
発表日：2012.07.11
（独）産業技術総合研究所は、同研究所の太陽光発電工学研究センター、米国の国立再生可能エネルギー研究所（NREL）、およびドイツのフラウンホーファー研究機構太陽エネルギーシステム研究所が、研究協力覚書を締結したと発表した。近年、太陽光発電をはじめとする各種太陽エネルギーの利用量は急速に拡大し、太陽エネルギーの利用コストは低減している。今後、普及拡大にあわせて一層の低減が進むことが予想され、将来的に太陽エネルギーは、社会における持続的で低炭素のエネルギー供給システムの大きな柱の1つになると見込まれている。一方、利用地域や用途の拡大に伴って研究ニーズも急速に増加・多様化し、世界的に研究開発の迅速化・効率化の促進が求められている。今回の覚書の締結により、太陽エネルギー利用技術の開発において主導的な役割を果たしている3者は、研究者の相互派遣などを行い、科学的連携の強化を図るとともに、近年の太陽光発電の急速かつ世界的な低価格化と普及に対応するための研究をより一層推進していくという。
