日立化成工業(株)とドイツのSGLグループ(SGL Group – The Carbon Company)は、欧州市場の自動車および産業用リチウムイオン電池用負極材事業に関して包括的提携をすることで合意した。リチウムイオン電池は、ハイブリッド車・電気自動車や太陽光発電、風力発電向けの蓄電用に需要増が見込まれているが、その材料である負極材の供給体制が欧州内で確立していないのが現状である。そこで両社は、今回の包括的提携により、リチウムイオン電池用負極材の生産供給体制を確立し、欧州需要へ対応していくという。具体的には、SGLグループが、その広範な専門的製造技術と欧州における豊富な生産能力を活用する一方、日立化成では、民生用リチウムイオン電池用負極材の世界トップシェアメーカーとして、その研究開発力と製品応用技術を活用し、欧州子会社である日立化成ヨーロッパを通じて欧州顧客への製品販売および技術的なサービスを提供していくという。
情報源 |
日立化成工業(株) ニュースリリース
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機関 | 日立化成工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 太陽光発電 | ハイブリッド車 | リチウムイオン電池 | 電気自動車 | ドイツ | 欧州 | 日立化成工業 | 負極材 | SGLグループ |
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