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 欧州化学物質庁、殺生物剤に関する2つの新ガイダンスを発表

発表日:2013.07.16


  欧州化学物質庁は、殺生物剤の情報要件に関するガイダンスと活性物質供給者に関するガイダンスを発表した。殺生物剤は、含有する活性物質の作用によって、害虫や微生物など有害な生物から人や材料等を守るために使われる。2013年9月1日から、これまでの殺生物性製品指令(BPD)に代わって殺生物性製品規則(BPR)が施行され、両ガイダンスも同時に適用される。情報要件に関するガイダンスは、殺生物性製品の活性物質の承認申請時に提出すべき研究データ等を詳しく説明している。このガイダンスはBPDの同様ガイダンスをもとにしているが、BPRで要求される情報はBPDとは異なる点に注意しなければならない。また、このガイダンスで扱っている情報用件は化学物質の活性物質・殺生物性製品に関するものであり、微生物やナノ材料に関しては今後発表される。一方、活性物質供給者に関するガイダンスでは、BPRの95条に基づく企業の義務について説明し、同条で要求している情報の提出義務者や提出する情報、BPRにより生じる影響などを説明している。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース 欧州化学物質庁(ECHA) 殺生物製品規則
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 欧州化学物質庁 | ECHA | 殺生物剤 | 殺生物性製品指令 | BPD | 殺生物性製品規則 | BPR | 活性物質
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