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 イギリス気象庁など、海洋環境の予測能力を高めるため新たな科学パートナーシップを起ち上げ

発表日:2016.04.26


  イギリス気象庁(MetOffice)は、海洋環境とその人間への影響について総合的に理解を深め、予測の向上を目指す、国レベルの新たな科学パートナーシップ(NPOP)を起ち上げると発表した。これに参加するのはMetOfficeのほか、イギリスの海洋科学を担う世界的な研究機関であるプリマス海洋研究所、環境・漁業・養殖科学センター、国立海洋研究所である。島国のイギリスでは、気象や気候、地域環境が周辺の海洋から大きな影響を受ける。このためNPOPでは、海洋環境の様々な側面(漁業、海上での安全性、海運、海洋再生可能エネルギー、沿岸洪水警報、健全な環境状態の実現と維持など)に関し理解と予測の改善に取り組む。具体的には、各機関の専門性の高い海洋観測とモデリング、科学的知見を総合して、高い品質とトレーサビリティを有する海洋環境情報と助言を構築する。さらに、利害関係者の参加を得てそのニーズを理解し、提供する情報やデータの有益な利用を最大限高めるという。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境 水・土壌環境 環境総合
キーワード 予測 | パートナーシップ | イギリス気象庁 | 海洋環境 | MetOffice | モデリング | NPOP
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