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 ボン条約など、持続可能なホエールウォッチングのためのオンラインハンドブックを公開

発表日:2018.10.30


  ボン条約(移動性野生動物の種の保全に関する条約、CMS)と国際捕鯨委員会(IWC)は、活況を呈するホエールウォッチング業界において優れた取組や慣行を促進するためのオンラインハンドブックを公開した。これは、世界25カ国以上の国のホエールウォッチングに適した場所や各地の生物資源管理の事例、クジラ等の種類、関連する生物保護規則等の情報を集約したもので、ウォッチングを楽しみたい観光客だけでなく、観光業者や資源管理の側を含めたあらゆる関係者向けの内容となっている。この情報は携帯・タブレット端末、パソコンからも閲覧や検索が可能で、観察できるイルカやクジラの詳細な解説ページのほか、責任ある観光業者を選択する際のチェックリストもあるという。毎年1300万人がホエールウォッチングを楽しみ、その経済効果は21億ドルと推定されている。CMSは、同ハンドブックがクジラ等の保護とホエールウォッチング業界の発展を支える一助になると期待している。URLは次の通り。https://wwhandbook.iwc.int

情報源 ボン条約(CMS) プレスリリース ホエールウォッチング・ハンドブック
国・地域 国際機関
機関 ボン条約(CMS)
分野 自然環境
キーワード ボン条約 | クジラ | 国際捕鯨委員会 | ホエールウォッチング | オンラインハンドブック | 生物資源管理 | 生物保護規則 | イルカ
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