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 2020年までに1億5000万ヘクタールの森林再生を目指し、ドイツ・ボンで国際会議を開催

発表日:2011.09.01


  ドイツのボンで開催されている「森林・気候変動・生物多様性に関するボン・チャレンジ閣僚円卓会議」で、2020年までに、世界の1億5000万ヘクタールの森林回復を目指すという新たな取り組みが発表される。この目標は、世界資源研究所(WRI)や国際自然保護連合(IUCN)等が行った評価に基づいており、この評価によると、世界で減少・劣化している森林のうち20億ヘクタール以上が森林として再生可能であるという。劣化した生態系を2020年までに少なくとも15%回復させるという生物多様性条約の目標や、森林の炭素ストックの向上を目指すREDDプラスの合意の実施に、このボン・チャレンジは、大きな貢献となる。また、ペーション前スウェーデン首相は、ボン・チャレンジを支援するため、森林再生のための世界会議の設立を提案する。同氏は、世界各国のリーダーや企業などとの協力を通じて、森林再生のための世界規模の取組が必要であることを示したいとしている。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 自然環境
キーワード CO2 | 森林劣化 | 世界資源研究所 | WRI | 国際自然保護連合 | IUCN | ボン | 生物多様性条約 | 森林再生 | REDDプラス
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