高知県は、ミタニ建設工業（株）と、平成26年8月4日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結すると発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回、平成26年6月21日に開催された「第3回朝倉地区防災展」の来場者合計410人が、一日に家庭から排出するCO2をオフセットするため、3t-CO2のクレジットを売買する。同社では、地球温暖化防止に向けて、さまざまな形で積極的に環境保全に取り組んでおり、カーボン・オフセットに初めて取り組んだ平成25年8月には、同社が登録したエコアクション21における平成24年度のCO2削減目標値を超えたCO2排出量のオフセットを実施している。なお、同社への販売は2回目で、建設業者によるイベントのカーボン・オフセットは、高知県では初めての取組となる。