高知県は、ミタニ建設工業（株）と、平成27年7月27日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結すると発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回、平成27年6月21日に開催された「第4回朝倉地区防災展」の来場者合計360人が、一日に家庭から排出するCO2をオフセットするため、3t-CO2のクレジットを売買する。同社は、環境保全に高い意識を持っている企業で、建設業者によるイベントのカーボン・オフセットとして、高知県では初めて取り組み、今回が2度目となる。また、県のクレジットを活用したカーボン・オフセットは今回で3回目となる。