熊本県は、熊本県森林吸収量認証制度における平成29年度申請募集を開始すると発表した（募集期間：平成29年4月3日～6月30日）。森林吸収量認証制度は、企業等が前年度に実施した森林の整備や保全活動によって森林に吸収される二酸化炭素の量を算定し、認証する制度。平成22年度の創設以降、延べ50者以上の企業・団体等が認証を受けている。今回、平成28年度に実施された森林整備や保全活動に関する認証申請を受け付ける。主な要件は、1）企業等と森林所有者等との間で、県内に所在する森林の整備協定を締結している、2）森林の整備（植栽、下刈、間伐等）を行った面積が0.1ヘクタール以上である、等である。認証された二酸化炭素の吸収量は、熊本県地球温暖化の防止に関する条例に基づく、事業活動温暖化対策計画書で定めた温室効果ガス排出量の削減目標を達成するための削減量としてカウントできるという。