熊本県、平成22年度の温室効果ガス総排出量を公表
発表日:2013.03.21
熊本県は、平成22年度の温室効果ガス総排出量を公表した。同県では、平成18年3月に策定した「第三次熊本県環境基本計画」において、同県の温室効果ガス総排出量(森林吸収対策を含む)を平成22年度に基準年度である平成2(1990)年度比で6%削減することを目標に設定している。今回、平成22年度の温室効果ガス総排出量を算定した結果、1,129万4千トンで、基準年度の総排出量(1,114万5千トン)と比較すると1.3%増加した。これに、森林吸収対策(111万2千トン)を含めると基準年度比で8.6%減少となり、削減目標である6%削減を達成した。なお、平成22年度は、景気後退からの回復の中で製造業等のエネルギー消費量が増加したことや、猛暑・厳冬による電気使用量の増加のため、前年度に比べて総排出量が6.9%増加したという。
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