経産省、長期地球温暖化対策プラットフォーム報告書を公表
発表日:2017.04.14
経済産業省は、長期地球温暖化対策プラットフォーム報告書を公表した。同プラットフォームは、2016年7月に産官学により立ち上げられ、2030年以降の長期の温室効果ガス削減に向けた対策の検討を行ってきた。今回の報告書は、同プラットフォーム及びその下に設置した国内投資拡大タスクフォース、海外展開戦略タスクフォースにおける議論の結果を踏まえて取りまとめたもの。日本の長期的な低排出型の発展に向けての戦略は、国内・業種内・既存技術内に閉じた発想にとらわれず、1)国際貢献、2)産業・企業のグローバル・バリューチェーン、3)イノベーションの地球温暖化対策『3本の矢』により、国・産業・企業といったすべての主体が自らの排出を上回る削減(カーボンニュートラル)を目指して行動を起こし、これを競うゲームチェンジを仕掛けることで、パリ協定の排出・吸収バランスに向けた本質的な貢献をしていくものとすべきである、とされている。
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