農林水産省と経済産業省は、平成19年11月21日に産学官からなる「バイオ燃料技術革新協議会」（委員長：鮫島正浩 東京大学大学院農学生命科学研究科教授）を設置する。これは、平成19年5月に経済産業省と自動車業界、石油業界が協力して公表した「次世代自動車・燃料イニシアティブ」における提言を踏まえたもので、バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議の「国産バイオ燃料の生産拡大工程表」との整合を図りつつ、セルロース系バイオマスからバイオ燃料等を効率的に生産するための「バイオ燃料技術革新計画（仮称）」を策定する。同計画では、画期的な技術革新によって国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を図るため、その具体的な目標、技術開発、ロードマップ等を盛り込む予定という。