経産省、気候変動に関するシンポジウムを開催
発表日:2019.12.23
経済産業省は、(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)との共催により、2020年1月30日に虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)でシンポジウム「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」を開催する。IPCCは、「1.5度特別報告書」、「土地関係特別報告書」、「海洋・雪氷圏特別報告書」を2018年よりそれぞれ公表し、さらに、2022年の完成を目指して「第6次評価報告書」の執筆やレビューに取り組んでいる。今回、IPCC第三作業部会(温室効果ガスの排出削減等、気候変動の緩和に係る作業部会)の共同議長を招きシンポジウムを開催し、既に公表された報告書に込められた市民社会へのメッセージと、「第6次評価報告書」を通じて発信される気候変動の未来について講演を行う。また、この分野で活躍されている国内の専門家を招聘し、「持続可能な発展に向けたイノベーションの役割と気候変動リスクマネジメント」や「『環境と成長の好循環』に向けた金融セクターの役割」について講演と、パネルディスカッションを行うという。