川崎市など、生ごみを地域で循環させる「新たなコミュニティ」を創出
発表日:2021.06.18
川崎市、(株)電通、ローカルフードサイクリング(株)および(株)トラストリッジは、食品リサイクルを推進する栄養循環コミュニティ創出プロジェクト(エコワリング川崎)を立ち上げる。主に企業が主体となって一般市民の参加を促しコミュニティガーデンを運営する「自活型フードサイクル」および、各世帯が生ごみを堆肥化し農家へ提供し、その堆肥によってできた野菜を市民へ配布(またはマルシェで販売)する「共助型フードサイクル」の両方を進める。当面は、「自活型フードサイクル」として、武蔵小杉東急スクエアおよびヨネッティー王禅寺で、コミュニティガーデンを展開する。具体的には、市内の家庭から排出される生ごみを各家庭の生ごみ処理機で堆肥化し、コミュニティガーデンに持ち寄る。持ち寄った堆肥を使用し、野菜の苗植えから収穫まで、市民で農園の管理を行う。農園の管理においては、専用アプリにより、水やりや堆肥持ち込みなどに対してポイントを付与する仕組みを考えており、施設内で使用できるようにする。この取組は、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール11(住み続けられるまちづくりを)のほか、ゴール12、13、15、17に貢献するという。
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