環境省は、「第14回アジアEST地域フォーラム(Environmentally Sustainable Transport)」の結果を公表した（開催日：令和3年10月18日～20日、会場：愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」）。同フォーラムは、アジア地域における環境的に持続可能な交通を目指し、国際連合地域開発センターと連携してハイレベル政策対話を推進するものであり、「第3回日ASEANスマートシティ・ネットワークハイレベル会合」及び「水と災害に関するハイレベルパネルの専門家会合」と合同で、「持続可能で強靭な都市・交通に関する国際会議 Aichi 2021」として開催された。今次フォーラムでは、「より安全で、より身近で、よりアクセシビリティが高く、より強靱なアジアのための、SDGsとカーボンニュートラルの達成のための次世代交通システム」をテーマに掲げ、アジア地域の各国政府・地方政府や、国際機関からの出席者により議論が行われた。我が国からは、オープニングにおいて、脱炭素社会実現に向けてアジア地域の交通分野における取組の必要性を発信した。また、アジア地域における2030年までのESTの目標を掲げた「愛知宣言2030」が採択された。