環境省は、令和4年度「我が国循環産業の海外展開事業化促進業務」対象事業の選定結果を公表した。同省では、廃棄物処理やリサイクル施設等、我が国の優れた循環産業の海外展開を積極的に促進している。令和4年5月18日までに、6件の応募があり、同事業の請負者である(公財)廃棄物・3R研究財団が設置する審査会で厳正な審査を行った結果、「中央ベトナムにおける太陽光パネルのリユース・リサイクル事業（対象国：ベトナム、申請者：(株)浜田）」、「植物由来生分解性プラスチックによる廃棄物処理・リサイクル・自然保護促進事業（対象国：エクアドル、申請者：(株) 事業革新パートナーズ）」、「スバンテン州Cikande における医療廃棄物処理事業（対象国：インドネシア、申請者：オオノ開發(株)）」、「ビンズン省におけるエアバッグ端材リサイクル事業（対象国：ベトナム、申請者：豊田通商(株)）」の4件が採択された。なお、引き続き令和4年11月30日まで公募を行っている。