東京都は「廃食用油回収促進に係る事業提案」で採択された2事業者と協力の締結を行った。都は令和5年4月27日から5月23日に同事業を公募し、（株）イトーヨーカ堂の「都内店舗を回収拠点とした専用容器による未利用資源（家庭系廃食用油）の回収・リサイクル等事業」と日揮ホールディングス（株）他2社による「日本初の国産SAF大規模製造に向けた廃食用油回収促進事業」の2件を採択していた（既報：2023年7月4日）。都では、採択された事業の応募事業者と協定を締結し令和5年度において、事業費の2分の1（上限1,000万円）の負担金を支出する。今回、採択事業者との協力締結で、SAFの原料となる廃食用油の回収キャンペーン等を共同実施することで「ゼロエミッション東京」の実現及び航空業界のカーボンニュートラル推進に貢献するという。