環境省の第7回新国民運動・官民連携協議会において、シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さん、お笑いコンビサンドウィッチマンの2人、俳優の足立梨花さんなどの選考委員により愛称が決定した「デコ活（脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動）」の進展状況が報告された。「新国民運動・官民連携協議会」は官民連携で国民・消費者の行動変容、ライフスタイルの変革を強力に後押しするために開催されるもので219の自治体、262の企業、138の団体、個人22人で構成されている（令和5年5月17日時点）。今回、新しい資本主義のグランドデザインと実行計画、骨太の方針、G7広島サミット、G20開発大臣会合等の報告や、愛称の使用提案や既存事業の進捗の共有と、質疑応答・意見交換等が行われた。「デコ活」の一環として、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る取組・製品・サービス等の登録が行われており、新たに37件の登録があったことも公表された（期間：令和5年5月18日～7月27日）。同省は、官民で協働し国民・消費者の行動変容やライフスタイル転換を強力に促し、新たな消費・行動の喚起と国内外での需要創出・マーケットインにもつなげていくという。