インフラメンテ大賞、環境大臣賞は最終処分場の人材育成に
発表日:2025.01.14
環境省は、第8回「インフラメンテナンス大賞」環境大臣賞の受賞者を発表した。──インフラメンテナンス大賞は、国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省および防衛省が共管している制度で、国内の社会資本のメンテナンスに関する優れた取り組みや技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することで、インフラメンテナンスに関わる事業者や団体、研究者の取り組みを促進し、メンテナンス産業の活性化を図ることを目的としている。今回、内閣総理大臣賞、各省大臣賞、特別賞、優秀賞の計45件が選ばれた。環境大臣賞は、(特非)最終処分場技術システム研究協会が受賞した。同協会は、廃棄物最終処分場の機能検査者育成に取り組んでおり、施設の機能検査を適正に行う人材を育成することで、最終処分場の安全性と機能を長期にわたり維持することを目指している。特別賞は、(株)ジェイエムエスが受賞し、草津白根山殺生河原火山ガス防災システムのメンテナンス取り組みが評価された。JMSは、火山ガスの定点観測と防災システムのメンテナンスを行い、全国の火山観光地でのガス防災の礎を築いている。
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