(株)矢野経済研究所、国内太陽光発電システム市場に関する調査結果を発表
発表日:2010.09.17
(株)矢野経済研究所は、国内の太陽光発電システム市場に関する調査を実施し、その結果を「2010 太陽光発電システム市場の現状と将来展望」にまとめた。同報告書によると、国内における2009年度の太陽光発電システムの市場規模は3,856億円(前年度比235%)で、その内訳は、「住宅用太陽光発電システム市場」が3,335億円(構成比86.5%、前年度比253%)、「公共・産業用太陽光発電システム市場」が522億円(構成比13.5%、前年度比160%)であった。また、中国・韓国を中心とした海外太陽電池メーカーの参入が本格化し、2009年度はシェア8.5%を獲得した。今後も、2009年11月に始まった余剰電力買取制度などにより、住宅用太陽光発電システムを中心に市場が急拡大するものと予測され、2010年度は6,774億円(2009年度比176%)、2015年度には1兆1,068億円(2009年度比287%)、2020年度には1兆2,941億円(2009年度比336%)まで拡大することが予測されるという。
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