デロイト トーマツ コンサルティング(株)、中米欧日の『電気自動車(EV)に対する消費者意識調査』の結果を発表
発表日:2011.09.21
デロイト トーマツ コンサルティング(株)は、中米欧日の『電気自動車(EV)に対する消費者意識調査』の結果を発表した。この調査は、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)が、2010年11月から2011年5月にかけて、中国、米国、欧州(7ヶ国)、日本をはじめ、世界17ヶ国13,000人以上を対象にオンラインで調査したもの。調査結果によると、世界の消費者はEVに対し、より長い航続可能距離、より短い充電時間、より安い価格を希望していることがわかった。消費者の85%が、「航続可能距離」「充電利便性」「充電費用」が、EVの購入/リースにあたり「非常に重視する」あるいは「重視する」項目であると回答していた。また、調査対象17カ国のほとんどの国で、大部分の消費者が、自分自身をEV購入/リースにおける「潜在的初期採用者」か、少なくとも「購入を検討しそうな層」であると答えた。中でも、「潜在的初期採用者」とみなす傾向は、ドイツ・ベルギー・フランス・日本では弱く、急成長中で人口の多い市場である中国やインドでは強かった。さらに、充電時間については、ほとんどの消費者が、2時間以内にEV充電が完了することを望んでいた。特に、日本の消費者の期待値はとりわけ高く、37%が受容できる最長の充電時間を30分であると回答したという。
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