環境放射能除染学会が発足(2011年11月28日)
発表日:2011.11.30
環境放射能除染学会が、2011年11月28日に発足した。同学会は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による大規模な環境放射能汚染が、現在の我が国における最大の環境問題となっている中、その除染のための研究や技術発展に関する情報交換と成果発表の場として発足した。今回の原発事故による放射能汚染は、放射能のリスクに対する社会的不安の拡大や、除染対策費用、放射性廃棄物の受け入れについての住民合意形成、汚染物の減容化や福島の事故施設に残る膨大な放射能の封じ込め等、様々な課題がある。これらに対処するため、同学会では、放射化学、土木学、水環境学、廃棄物学、環境化学、環境法学、無機化学、環境経済学、リスク学、放射線生物学などの基礎科学、および応用科学の参加のもと、国際性を持った総合科学的学術団体として活動を展開していく予定という。
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