環境省、「第9回東アジアPOPsモニタリングワークショップ」の結果を公表
発表日:2012.02.06
環境省は、平成24年1月30日(月)~2月1日(水)にタイ・バンコクで開催された「第9回東アジアPOPsモニタリングワークショップ」の結果概要を公表した。同ワークショップは、東アジア地域における国際協力によるモニタリング体制の構築及びPOPs条約の有効性評価に資するための継続的なデータ収集の円滑な実施を目的として、アジア地域11カ国(カンボジア、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム及び日本)政府の実務担当者及び専門家と、国連環境計画(UNEP)及び北極圏監視評価計画(AMAP)の専門家が参加し開催された。今回、平成22年度に行った東アジアの高頻度モニタリング地点(辺戸岬(日本)、済州島(韓国)等)及びフィリピンにおける調査結果の報告等が行われた。また、平成24年度以降のモニタリング実施計画について、平成24年度はインドネシアで、平成25年度はモンゴルで実施することが決定された。さらに、平成26年度以降に向けて、各国の能力強化の状況に応じて期待される役割等の将来的な方向性に関する認識が共有され、具体的なモニタリング等の計画を次回のワークショップにおいて策定することになった。
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