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 国連持続可能な開発サミット、2030年までの開発目標を採択

発表日:2015.09.25


  国連持続可能な開発サミットが2015年9月25日から27日までニューヨークで開催され、2016年から2030年までの「持続可能な開発のためのアジェンダ(2030アジェンダ)」を正式に採択した。2030アジェンダは、貧困解消を目指して2000~2015年に取り組んできたミレニアム開発目標に続くもので、17の目標、169のターゲットからなり、貧困の撲滅や不平等の是正、気候変動などに取り組むための国際目標である。潘基文国連事務総長は、このアジェンダが「健全な地球の上で平和と安全と尊厳のうちに生きることを望む、あらゆる人民の強い願いを形にしたものだ」として、国境と短期的な利害を越えて、すべてのアクターが参加し、目標達成のために直ちに動き出すよう呼びかけた。モーエンス・リュッケトフト国連総会議長は、2030アジェンダを、貧困、排除、差別という不正義に立ち向かう「野心的」なものと称え、不平等を正し人類共通の家である地球環境を守るため、消費・生産のパターンを持続可能なものに変える必要性を訴えた。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 地球環境 | 国連環境計画 | UNEP | 貧困 | ミレニアム開発目標 | アジェンダ | 持続可能な開発
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