潘基文国連事務総長は2012年7月31日、ミレニアム開発目標(MDGs)の期限年である2015年以降の開発アジェンダについて諮問するハイレベル・パネルのメンバーを発表した。パネルは共同議長3人とその他のメンバー23人で構成され、各国の民間、政府、研究機関、青年層などから、地理とジェンダーのバランスを考慮して選抜された。メンバーには日本の管直人前首相も含まれる。パネルは、経済成長、社会的平等、環境の持続可能性の3つの側面について、MDGsを発展させ貧困の解消を目指した2015年以降の目標を検討し、これについて幅広い政治的コンセンサスを形成する手段についても提言するという。さらに、持続可能な開発目標(SDGs)に関する政府間作業部会と情報を共有し、それぞれの作業を強化しあうことが期待されている。パネルは、これらの提言を、報告書として2013年第2四半期に潘事務総長に提出することになっており、事務総長は「大胆かつ実現可能なビジョンが提示されることを期待する」と表明した。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 国連環境計画 | UNEP | 持続可能性 | ミレニアム開発目標 | アジェンダ | 開発目標 | MDGs | SDGs |
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