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 欧州委員会共同研究センター、砂漠化に関する研究を強化

発表日:2009.02.16


  欧州委員会共同研究センター(JRC)は、砂漠化・干ばつ・乾燥地に関する研究活動の強化、国際化を進めている。2008年には砂漠化の過程を監視・評価する指標や基準の開発を目指し、環境持続可能性研究所(IES)に新しい研究チームを設立。同チームは地域的・国際的なネットワークを構築しつつ、欧州レベル、それを越えたレベルで政策支援を行い、活動は着実に実を結び始めている。2008年12月発行の「Global and Planetary Change」誌の気候変動・砂漠化特集は、JRCが南アフリカ科学産業研究会議やオーストラリアの砂漠の知識に関する共同研究センターと編集したもの。過去30年間の砂漠化の過程、監視やモデルの優良事例を分析するため、2007年に開催されたワークショップの成果も含まれている。また、JRCは国連の砂漠化対処条約(UNCCD)を支援し、発展のための乾燥地科学(DSD)コンソーシアムのメンバーとして、2009年末にUNCCD科学技術委員会が開催する重要な科学会議の準備を進めている。

情報源 欧州委員会共同研究センター(JRC) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会共同研究センター(JRC)
分野 地球環境 自然環境
キーワード 砂漠化 | 干ばつ | JRC | 欧州委員会共同研究センター | 乾燥地
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