海外ニュース


 ソーラーパネル生産量、2007年は60%の増加

発表日:2008.12.11


  欧州委員会共同研究センター(JRC)エネルギー研究所(IE)が最新のソーラー発電年次報告書を公表し、ここ5年間、平均40%だったソーラーパネル生産量の増加率が、2007年は60%に達したことが明らかになった。報告書では、2007年の国際的な生産状況や市場動向のデータ、2008年9月までの政策面での進展等がまとめられている。現在、ソーラー発電の発電量は世界全体で約100億kWhに上り、その半分はEUによる。ソーラー発電がEUの電力消費量に占める割合は0.2%に過ぎないが、CO2排出削減量はトータルで400万tに及ぶ。また、現在の投資状況や政策の分析を踏まえると、欧州では、2010年には15TWh以上(EU27カ国の2006年の総発電量の0.5%に相当)がソーラー発電で供給されるという。ソーラー電池の生産能力については、2012年までに世界全体で42.8GW、シェアは中国27%、欧州23%、日本17%、台湾14%と見込まれている。

情報源 欧州委員会共同研究センター(JRC) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会共同研究センター(JRC)
分野 地球環境
キーワード JRC | 欧州委員会共同研究センター | ソーラー発電 | ソーラーパネル
関連ニュース

関連する環境技術