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 欧州共同研究センター、欧州燃料電池・水素共同技術イニシアティブ(JTI)に参加

発表日:2009.02.24


  水素エネルギーや燃料電池技術の商業化を目指す官民のパートナーシップ「欧州燃料電池・水素共同イニシアティブ(JTI)」への欧州委員会共同研究センター(JRC)の参加が、JTI運営委員会によって承認された。JTIは、他の研究開発資金提供メカニスムでは効率的に実行できないような大規模な取り組みを支援するもので、特定の産業分野に焦点を合せ、目標を明確に設定し、官民の投資を集めて、市場の失敗に対処している。今後、燃料電池や水素技術のパフォーマンスを安全性、信頼性、効率性および排出量の観点から評価することを目指した事前調査を通じて、JRCはJTIの作業計画に貢献していく。また、オランダ・ペッテンのJRCエネルギー研究所(IE)で水素貯蔵や燃料電池の性能試験に利用されている実験室等、関連施設のサービスも提供する。同時に、JRCはJTIの戦略形成と実行をサポート。これにより欧州委員会が、欧州において、燃料電池や水素に関する研究開発、実証事業に関して、重要な役割を果たすようになると期待される。

情報源 欧州委員会共同研究センター(JRC) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会共同研究センター(JRC)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | JRC | 欧州委員会共同研究センター | 水素エネルギー | JTI
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