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 イギリス、主要5都市の大気浄化重点区域の設置に関する意見募集を開始

発表日:2016.10.13


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、2020年までに国内の5つの主要都市(バーミンガム、リーズ、ノッティンガム、ダービー、サウサンプトン)に新たな大気浄化重点区域を設置するための意見募集を開始した。同国では各地の自治体が大気質改善に取り組んでいるが、二酸化窒素削減のため一層の取組が必要とされている。大気浄化重点区域は大気質の問題が最も深刻な地域を対象に、人の健康影響の低減と健全な環境の構築を図るもので、排出の多い車両(旧式のバス・タクシー・大型トラック等)の乗り入れを禁止して、都心部の汚染を軽減し、新式の低排出車への転換を促すという。例えば、バーミンガム及びリーズは、汚染物質排出の多いディーゼル小型トラックの乗り入れ禁止とともに、パークアンドライドの導入や道路配置の変更、代替燃料用インフラの整備等の案を示している。意見受付は2016年12月9日まで。Defra支援のスコーピング(意見聴取による確定手続き)調査の後、各自治体は2017年に大気浄化重点区域の詳細についてさらに協議するという。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) 意見募集の概要
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 大気環境
キーワード ディーゼル車 | 大気浄化 | 健康影響 | Defra | イギリス環境・食糧・農村地域省 | 大気質 | 低排出車 | 車両
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