海外ニュース


 アメリカ環境保護庁、大気質・気候に取り組む2016年の優秀プロジェクトを発表

発表日:2016.06.28


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、「2016年大気浄化優秀賞」の受賞者として、清浄な大気と気候の保護に取り組んだ7つの団体および個人を表彰した。その一つ、ジョージア州港湾局は電動ゴムタイヤ式ガントリー(RTG)クレーンを導入してディーゼルの使用を95%削減する事業を実施している。北米の港湾で電動RTGが導入されるのは初めてとなる。また、ロサンゼルス港とロングビーチ港では出入港する船舶の自主的減速プログラムを起ち上げ、燃料使用の削減による温室効果ガス排出削減やクジラとの衝突の回避に取り組んでいる。その他、顧客に自宅や職場で実践できる4つのシンプルなエネルギー削減方法の発見を促す企業主導の事業や、大学キャンパスにおいて一連の持続可能な交通プロジェクトを実施し車両の移動距離を短縮して温室効果ガス排出を削減する事業、商業用大型エンジンの排出削減で業績を挙げた個人などが受賞した。なお、同賞は2000年にEPAの大気浄化法諮問委員会によって起ち上げられた。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 温室効果ガス | 燃料 | ディーゼル車 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 排出削減 | 交通 | 大気浄化 | 気候保護 | 大気質
関連ニュース

関連する環境技術