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 イギリス、2016~2017年の自治体の大気質改善プロジェクトに約370万ポンドを拠出へ

発表日:2017.02.22


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、大気浄化に取組む自治体に対し、2016~2017年の大気質改善助成プログラムから約370万ポンドを拠出すると発表した。同プログラムは地方自治体における大気汚染対策を支援するため1997年に開始されたもので、これまでに総額5200万ポンド超の助成が行われている。今回の助成は二酸化窒素(NO2)汚染対策が主眼であり、対象はイーストハーツにおける電気自動車の充電・インフラ改善等(16万3100ポンド)、ブリストル他における大気浄化重点区域の設置に向けた取組(49万8600ポンド)、ノッティンガムでの燃料電池技術試験や超低排出ガス車導入(40万ポンド)など。ヘイズ運輸閣外相によると、今春には政府の大気質改善計画案も発表される。同国は2011年以降すでに、超低排出ガス車、環境に優しい運輸計画および大気浄化重点区域の推進を目的に20億ポンド以上の予算を計上している。2016年秋には、電気自動車、排出ガスの少ないバスやタクシー、代替燃料の普及を後押しすべく2億9000万ポンドが追加計上されると発表された。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 大気環境
キーワード 燃料電池 | 電気自動車 | 大気汚染 | 排出ガス | NO2 | 大気浄化 | 地方自治体 | Defra | イギリス環境・食糧・農村地域省 | 大気質
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